「本田でさえ驚愕」 岡崎慎司の異例“契約解除”、盟友反応にスペインメディア注目
ウエスカ移籍決定の岡崎 マラガを加入1カ月で退団した際に本田がSNS投稿「おか、めちゃオモロいやん!」
現地時間4日にスペイン2部ウエスカ移籍が決まった日本代表FW岡崎慎司は、今夏異例と言える事態に巻き込まれた。7月にマラガに1年契約で加入したものの、クラブ事情により在籍わずか1カ月で契約解除。これを受けて元日本代表MF本田圭佑が、自身の公式ツイッターで「めちゃオモロいやん!」と反応したが、スペインメディアも「本田でさえ岡崎の混乱に驚愕」と伝えている。
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岡崎は昨季終了後、2015-16シーズンから在籍していたイングランド1部レスターを契約満了に伴い退団。リーグ優勝も経験したレスターを離れ、新天地に選んだのがスペイン2部マラガだった。
7月30日に1年契約を結んだが、クラブがリーグの定める選手年俸総額を超えていたため、同じく新加入のMFホセ・ロドリゲスとともに岡崎も選手登録できない状況が続いた。2部リーグ開幕後も登録作業が進まずに3試合ベンチ外となっていたなか、他の選手を放出できなかったマラガは3日、岡崎との契約解除を発表した。
そんな異例の事態に、本田は公式ツイッターで「おか、めちゃオモロいやん!」とメッセージを送ると、いまだ所属先が決まらずに無所属が続いている自分と重ね、「俺と一緒やな!」との一言も添えて話題を呼んだ。
スペインメディア「エル・デスマルケ」は、「本田でさえ岡崎の混乱に驚愕」と見出しを打ち、「日本人はコスタ・デル・ソル(マラガ地域)で公式戦にデビューすることなく去る。日本代表で90キャップ以上を誇る歴史的なプレーヤー、本田圭佑はマラガとの契約を終了せざるを得なかった岡崎慎司についてSNSで反応した」と伝えている。
また、記事では「岡崎の混乱は国境を越えた」とし、英公共放送「BBC」が「プレミアリーグ優勝経験者・岡崎慎司は加入からわずか34日でマラガを去った」と報じたことも紹介している。
こうした混乱にも岡崎は平常心を保ち、自身の公式インスタグラムに「自分が選んだ道に後悔はない」と綴って仲間との惜別ショットを投稿。ウエスカ行きを決めた”不屈のストライカー”は、キャリア初のスペインでどんなプレーを見せてくれるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)