マラガ退団の岡崎、ウエスカが関心継続か 「獲得に多くを賭けている」と現地紙報道
岡崎獲得のためにベテランストライカーとの交渉をストップとも報じられる
日本代表FW岡崎慎司は3日、今夏フリートランスファーで加入したばかりのスペイン2部マラガと契約解除した。加入からわずか1カ月の退団となり、今後の動向が注目されているなか、スペイン紙「AS」は以前より関心が伝えられていた同リーグのウエスカが岡崎獲得のために交渉を継続する予定だと報じている。
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今夏レスターからマラガへと移籍した岡崎だが、クラブがリーガのサラリーキャップ制の上限を超えていたため、岡崎を含む新戦力の選手登録が行えない状況が続いていた。すでにリーグは開幕するも、公式戦に出場できず、最終的に岡崎はクラブとの契約解除に至った。
マラガとの契約解除前から、同リーグに所属するウエスカが岡崎に関心を寄せていたが、「AS」紙によるとその関心は今も継続しているという。記事では次のように伝えている。
「岡崎は彼のキャリアのなかでも最も複雑怪奇な1カ月間をマラガで過ごし、ドイツの複数チームとウエスカからのオファーについて吟味していた。ウエスカは日本人ストライカーの契約解除に伴い、急ぐことはなく、しかし止まることもなく、チームに岡崎を加えるためにトライするだろう」
また、同紙は「アジアのストライカーを手にするために他のオプションを除外した」とも報じており、ウエスカがもう1人の“獲得候補”との交渉をストップし、岡崎との交渉に集中しているとした。
「ウエスカは岡崎の獲得に多くを賭けているが、その一方ではFWシスコ・ヒメネス(オサスナ→無所属)との交渉に影響も出ている。夏の間に獲得交渉を続けていたものの、現在は岡崎獲得が失敗した際の選択肢となった」
シスコはスペイン2部で通算175試合51得点を記録している、33歳の点取り屋。実績十分のベテランストライカーを差し置いて優先されるほど、岡崎には大きな期待が懸けられているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)