元“ワンダーボーイ”オーウェン、往年の名FWと対立 SNS上で火花「鮮明に覚えてる」
オーウェンの「ニューカッスルに行きたくなかった」発言にシアラー氏が反論
イングランドを代表する名ストライカーだった2人が、ソーシャルメディアを通じて火花を散らし合っている。マイケル・オーウェン氏が自著で明かした本音が火種となり、元チームメートのアラン・シアラー氏との対立を引き起こしている。英公共放送「BBC」が報じた。
オーウェン氏は現役時代にリバプールやレアル・マドリードなどで活躍。そして、2005年にはニューカッスルへと移籍している。しかし、同氏は9月5日に発売となる新著『Reboot: My Life, My Time』のなかで、「(ニューカッスルには)行きたくなかった」「レベルを下げる移籍だった」などと当時の心境を暴露し、物議を醸しているのだ。
こうした一連の騒動に、ニューカッスルのレジェンドであるシアラー氏は黙っておくことができなかったようだ。ツイッターでは2018年にオーウェン氏が英衛星放送「BTスポーツ」で「現役最後の6、7年は引退が待ち遠しかった」などとコメントしている動画を引用し、「マイケル、私たちもそう思っていた」とオーウェン氏に対する強烈な皮肉を投稿。オーウェン氏はニューカッスルでは怪我などもあって、十分な活躍を見せることはできなかった。
これに対し、オーウェン氏もツイッターで「あなたのニューカッスルに対する忠誠も疑わしい。あなたはサー・ボビー・ロブソン監督からベンチに置かれた時、リバプールとの契約に近づいていたことを私は鮮明に覚えていますよ」とシアラー氏に反撃に出ている。
ニューカッスル時代にはチームメートで、ともにイングランドを代表する名ストライカーとして名を馳せた2人が、ソーシャルメディア上で口論を繰り広げている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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