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トラブル続きの”白い巨人” 今夏以降にレアルが犯した「6つの失態」とは?
記憶に新しい歴史的惨敗
5つ目は見る者すべてに衝撃を与えた大事件がノミネート。11月21日に本拠地で行われたバルセロナとの「エル・クラシコ」での、0-4という歴史的惨敗だ。
「ピッチ上でもうまくいかない。最初(開幕当初は)マドリードは試合に勝っていたが、その時もベニテスは守備的過ぎると批判されていた。そして、彼らは負け始めた。バルセロナとの0-4を含めてだ。事態はさらに不快度を増している。フロレンティーノ・ペレスは監督を公的に擁護するために、記者会見を開かざるをえなかった」と指摘している。
そして今回の国王杯からの追放騒動で、”白い巨人”の今季これまでの6つの異変が締めくくられている。
「カディス戦で出場停止の選手をピッチに送り込み、”白い巨人”は国王杯からも追い出される可能性が高まっている。昨季デニス・チェリシェフはビジャレアルで3度のイエローカードを受けていた。この試合は欠場すべきだったが、彼は先発し、先制点を決めた。そして、カディスは異議を申し立てた」
ペレス会長は緊急の記者会見を開き、意図的な違反ではなかったと強硬に主張しているが、苦しい弁明であることに変わりはない。昨季終了後から、不手際とトラブルの続く名門は、今後V字回復を果たすことができるだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images