現地時間1日のバレンシア戦でスペインデビューを果たし、3日に代表へ合流

　日本代表MF久保建英（マジョルカ）が、初めて“海外組”として代表活動に参加する。3日、スペインから帰国して鹿嶋市内で行われた合宿に合流。5日の国際親善試合パラグアイ戦（カシマスタジアム）、10日に敵地で行われるカタール・ワールドカップ（W杯）アジア2次予選のミャンマー戦（ヤンゴン）に向けて、冒頭15分公開された練習では別メニューで調整した。

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　6月シリーズで日本代表に初招集された久保。6月9日の国際親善試合エルサルバドル戦（2-0）でA代表デビューを飾り、コパ・アメリカ（南米選手権）では全3試合に出場した。代表初ゴールはお預け中だが、18歳MFの存在感は大きい。

　今回初めて海外組としてA代表に合流した久保は、鹿嶋合宿前の現地時間1日のリーガ・エスパニョーラ第3節バレンシア戦で移籍後初出場。18歳89日でピッチに立ち、欧州4大リーグにおける日本人最年少デビューを果たした。後半34分から途中出場し、試合は0-2で敗れたものの、新たな一歩を踏み出していた。久保自身、「試合に出るために（マジョルカへ）行っているので、出られて良かった」と振り返った。

この日は、笑顔でMF中島翔哉（ポルト）とDF植田直通（セルクル・ブルージュ）と並び、会話しながらランニングで調整。終始リラックスした表情だったが、今回はある「新しい経験」をした。

「海外でプレーしているから呼ばれるとか、国内だから呼ばれないとか、まったくないと思いますし、たまたま今呼ばれている選手が呼ばれていると思うので、特にどこ（の国）でプレーしているからというのは関係ないと思いますけど、移動というのは新しい経験なので、これとどう向き合っていくかというのが大切かなと思います」

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