欧州5大リーグ、今夏の移籍金トップ10紹介 “マドリード勢”絡みの大型移籍が上位独占
1位はアトレチコ加入のフェリックス マグワイアらDFの高額移籍も目立つ
欧州5大リーグ(イングランド、スペイン、ドイツ、イタリア、フランス)の移籍市場が現地時間2日で終了した。英紙「ガーディアン」による情報をもとに、今夏の移籍市場で成立した移籍金トップ10を紹介する。
5大リーグで今夏最大のビッグディールとなったのは、ベンフィカからアトレチコ・マドリードへ渡ったポルトガル代表FWジョアン・フェリックスだ。デビューから1年で一気にワールドクラスに成長した19歳の移籍金は1億1300万ポンド(約143億円)で、クラブレコードを更新した。
フェリックスと入れ替わりでアトレチコを去り、バルセロナに加入したフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが1億760万ポンド(約137億円)で2位となっている。1億ポンドを超えた取引はこの2件だけだった。
3位はレアル・マドリードの補強の目玉となったベルギー代表MFエデン・アザール。チェルシーは移籍金8850万ポンド(約113億円)を手にした。今夏の移籍市場ではマドリード勢の大型移籍が話題をさらった。
DF史上最高額となる8000万ポンド(約102億円)でマンチェスター・ユナイテッドが獲得したイングランド代表DFハリー・マグワイア、5位にはアーセナルが7200万ポンド(約92億円)を投じたコートジボワール代表FWニコラ・ペペとプレミアリーグクラブの選手がランクインしている。ユナイテッドからインテルへ渡ったベルギー代表FWロメル・ルカクは7000万ポンド(約89億円)で6位だった。
以下には7位にフランス代表DFリュカ・エルナンデス(アトレチコ→バイエルン・ミュンヘン)、8位にオランダ代表DFマタイス・デ・リフト(アヤックス→ユベントス)が名を連ねている。マグワイアだけでなくDFの選手の高額移籍が目立った。
そして、オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨング(アヤックス→バルセロナ)やスペイン代表MFロドリ(アトレチコ→マンチェスター・シティ)といった次代を担う若きタレントもトップ10入を果たしている。
今夏の欧州5大リーグ、移籍金トップ10は以下の通り。
1位 ジョアン・フェリックス (ベンフィカ→アトレチコ・マドリード)
1億1300万ポンド(約143億円)
2位 アントワーヌ・グリーズマン(アトレチコ・マドリード→バルセロナ)
1億760万ポンド(約137億円)
3位 エデン・アザール(チェルシー→レアル・マドリード)
8850万ポンド(約113億円)
4位 ハリー・マグワイア(レスター・シティ→マンチェスター・ユナイテッド)
8000万ポンド(約102億円)
5位 ニコラ・ペペ(リール→アーセナル)
7200万ポンド(約92億円)
6位 ロメル・ルカク(マンチェスター・ユナイテッド→インテル)
7000万ポンド(約89億円)
7位 リュカ・エルナンデス(アトレチコ→バイエルン・ミュンヘン)
6800万ポンド(約87億円)
8位 マタイス・デ・リフト(アヤックス→ユベントス)
6780万ポンド(約86億円)
9位 フレンキー・デ・ヨング(アヤックス→バルセロナ)
6530万ポンド(約83億円)
10位 ロドリ(アトレチコ→マンチェスター・シティ)
6260万ポンド(約80億円)
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(FOOTBALL ZONE編集部)