「良い買い物か懐疑的」 PSV堂安に辛辣評価の理由は?「良い選手なのは確かだが…」
オランダの大物代理人が指摘 「彼は3番手のターゲットであったことを知っている」
日本代表MF堂安律は今夏、フローニンゲンからPSVへの移籍を果たした。750万ユーロ(約8億7000万円)でオランダ屈指の名門に加入することになったが、オランダの大物代理人は「いい買い物だったかどうかは懐疑的」と堂安の獲得に対し、疑問の声を挙げている。オランダのサッカー専門サイト「VoetbalPrimeur」が伝えている。
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2017年にフローニンゲンへと移籍した堂安は、主力として存在感を放ち、昨季はエースナンバーの背番号「7」を託されていた。今季から加入したPSVは、これまで元ブラジル代表FWロナウド、元オランダ代表MFアリエン・ロッベン、元韓国代表MFパク・チソンら世界的名手を輩出しており、トッププレーヤーたちの登竜門としても知られている。
堂安も欧州トップクラブを目指すうえで重要なステップアップになったが、かつてオランダの英雄デニス・ベルカンプ氏や、現PSV監督のマルク・ファン・ボメル氏、現アヤックスのオランダ代表DFダレイ・ブリントらの代理人を務めてきたロブ・ヤンセン氏は、堂安の獲得に懐疑的な視線を向けているようだ。
「良い買い物だったかどうかは懐疑的だ。良い選手なのは確かだが、PSVが待ち望んでいた選手かと言われば、それは怪しい。私は、(PSVにとって)彼は3番手のターゲットであったことを知っているからね。商業的な利点はあるかって? それは間違いない。ただ、ピッチ上は話が別だ」
厳しい目を向けられている堂安だが、9月5日の国際親善試合パラグアイ戦、同10日のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選ミャンマー戦の招集メンバーに選出されている。日本代表の一員としてインパクトを残したうえで、PSVに帰還したいところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)