殊勲2発の大迫、エース級活躍の要因は? 独メディア見解「変更の恩恵を受けている」

アウクスブルク戦、2ゴールを挙げたブレーメンFW大迫【写真:Getty Images】
アウクスブルク戦、2ゴールを挙げたブレーメンFW大迫【写真:Getty Images】

公式戦4試合4ゴールの大迫 「強いインパクトを残している」

 ブレーメンの日本代表FW大迫勇也は現地時間1日、ブンデスリーガ第3節のアウクスブルク戦で先発出場し、2ゴールを挙げる活躍で3-1の勝利に貢献した。独メディアは大迫のエース級の活躍に対し、「強いインパクトを残している」と称えつつ、チーム内の変化の「恩恵を受けている」と主張している。

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 今季全試合で先発を飾っており、すでに初ゴールを記録している大迫だが、開幕節デュッセルドルフ戦を1-3、第2節のホッフェンハイム戦を2-3で落とし、連敗スタートとなっていた。アウクスブルグ戦でも先発に名を連ねると、前半6分、浮き球のスルーパスに抜け出した大迫が相手GKとの1対1を決め切り、先制点を決めた。

 さらに、白熱した打ち合いとなり2-2で迎えた後半22分、左サイドからの山なりのクロスに走り込んだ大迫が強烈なダイレクトボレーを叩き込み、勝ち越しゴールを奪う。試合はそのまま終了し、2ゴールと殊勲の活躍を披露した大迫がチームに今季初勝利をもたらした。

 独メディア「DW」は「大迫がブレーメンに最初の勝ち点を与えた」と見出しを打って報じると、冒頭で「彼は脚光の的になりたくない。あまり喋らず、言いたいことがある際は、声を低くし、恥ずかしそうに笑っている。規則を遵守し、自身の振る舞いで目立つことはしない」と、寡黙な性格を説明した。

 また、「(公式戦)4試合で決めた4得点は強いインパクトを残している」と指摘し、「クルーゼという変更の恩恵を受けている」と、昨季までセンターFWを務めていたFWマックス・クルーゼが今夏にフェネルバフチェへと移籍したことで、それまでサイドで起用されることが多かった大迫が中央でプレーし、本領を発揮できていると主張している。

 大迫は9月5日の国際親善試合パラグアイ戦、同10日のカタール・ワールドカップアジア2次予選ミャンマー戦の招集メンバーに選出されているため、最高のコンディションと勢いをもって試合に臨むことができそうだ。

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