森保一監督が考えるW杯予選“前哨戦”の位置付けとは? 「どうやったら勝てるか…」

日本代表の森保監督【写真:Noriko NAGANO】
日本代表の森保監督【写真:Noriko NAGANO】

5日には難敵パラグアイと、10日にW杯アジア2次予選ミャンマー戦を迎える

 日本代表の森保一監督が自身初のワールドカップ(W杯)予選を迎えるにあたって、重要な一戦となる5日の国際親善試合パラグアイ戦(カシマスタジアム)について位置付けを明かした。日本代表は2日、茨城県鹿嶋市内でパラグアイ戦と10日のカタールW杯アジア2次予選初陣ミャンマー戦(ヤンゴン)に向けて合宿をスタート。指揮官は、負けられないW杯予選前に“テストマッチ”となるパラグアイ戦では「修正能力」を求めると話した。

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 7大会連続のW杯出場に向けて、重要な一戦が始まる。その前には南米の難敵パラグアイとの親善試合を迎える。パラグアイとミャンマー。また違った特徴を持つチームだが、指揮官は親善試合の位置付けをどのように設定しているのだろうか。

「(予選が)アジアの戦いであっても、パラグアイはコパ・アメリカでブラジルに敗れてベスト8で負けたりとか、世界でも強豪と言われるチームだと思う。まずは我々が強ければアジアでより確実に勝てると思うし、世界の強国と対戦しても勝利の確率が高くなると思っている。パラグアイ戦とミャンマー戦が、特にミャンマー戦への準備がどうかってところがあると思いますが、まずパラグアイ戦で良い戦いをして、我々が自信を持って戦えるようにできればと思う」

 選手に求めるのは自信だ。W杯予選というシビアな戦いの前に、自分たちの戦い方を再認識する。特に、森保監督が就任して初めての公式戦となった1月のアジアカップでは“格下”と見られたトルクメニスタンに先制を奪われ、2-1とリードしても追いつかれるなど苦戦を強いられた。初戦の厳しさは指揮官自身、重々と理解している。だからこそ強さの“再認識”が必要となる。

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