バルサ安部、公式戦初出場で存在感 強烈ミドル&退場誘発ドリブルに現地紙も反応
相手選手を退場に追い込むなど、確かなインパクトを与えた安部
今夏バルセロナBに加入した日本代表MF安部裕葵は現地時間1日、セグンダB(スペイン3部相当)グループ3第2節のヒムナスティック・タラゴナ戦に先発フル出場。試合は2-2で引き分けたが、公式戦初出場ながらヘディングシュートによる決定機に加え、持ち前のドリブル突破で存在感を発揮した。
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鹿島アントラーズからバルセロナに移籍した安部は今季、Bチームでのプレーが決定しているが、8月18日に行われたプレシーズンマッチのリャゴステラ戦で早速ゴールを記録していた。タラゴナ戦に左ウイングで起用された安部は、前半9分に右サイドからのクロスをヘディングで合わせる決定機を迎えるも、相手GKのビッグセーブに防がれてしまう。
また、後半30分に左サイドから切り込み力強い右足のミドルシュートを放つと、同45分にはドリブル突破からファウルを受け、相手選手を退場に追い込んだ。勝ち点3は取りこぼしたものの、フル出場で確かなインパクトを残した。
スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は、速報で後半30分のシュートシーンを「(相手GK)ベルナベの介入を余儀なくさせるヒロキのミドルシュート」と伝え、的確に枠を捉えたシュートでゴールを脅かしたことを伝えている。得点にこそ絡むことはできなかったものの、ミドルシュートやドリブル突破といった安部の武器が、バルサBの攻撃で輝きを放っていたのは確かだ。
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