「パス出さないサラーに激怒」 “温厚”マネの苛立ち爆発に英メディア騒然「驚愕のシーン」
今季全勝のリバプールに暗雲? 独りよがりなサラーのプレーにマネが激昂
リバプールは現地時間8月31日、プレミアリーグ第4節でバーンリーと対戦し、3-0で勝利を収めた。開幕4連勝で首位を快走するリバプールだが、バーンリー戦の試合終了間際にセネガル代表FWサディオ・マネがピッチを退いた際に見せた、怒りを爆発させる激しいジェスチャーに注目が集まっている。
昨季UEFAチャンピオンズリーグを制したリバプールだが、リーグ戦では歴代3位となる勝ち点「97」を積み上げたものの、マンチェスター・シティに1ポイント差及ばず、悲願のプレミア制覇はお預けとなっていた。今季こそ1989-90シーズン以来のリーグ優勝を最重要任務に位置づけており、開幕から無傷の4連勝を飾る幸先の良いスタートを切っている。
バーンリー戦でも前半33分にオウンゴールで先手を取ると、同37分にマネ、後半35分にブラジル代表FWロベルト・フィルミーノがネットを揺らし、3点差をつける余裕の展開に。しかし、試合終了間際の同40分に緊張が走る場面が訪れた。マネが途中交代した際、ベンチで激昂。激しいジェスチャーで怒りを露わにする姿に、慌てて同僚の元イングランド代表MFジェームズ・ミルナーが隣に座りなだめていた。
普段穏やかな性格の持ち主として知られるマネが見せた珍しい苛立ちは、同僚のエジプト代表FWモハメド・サラーに向けられたものだったようだ。国内で“ファブ3”と称される強力3トップを形成しているが、マネ、フィルミーノがこの試合でゴールを記録したためか、終盤のサラーは独りよがりなプレーを連発。後半39分にはマネがゴール前でフリーとなっていたが、サラーが強引にシュートに持ち込みビッグチャンスを棒に振っていた。