日本のサッカー少年が手にした“最高のご褒美” 香川と過ごす特別な一日
ドルトムントの日本スクールでMVP
ドルトムントは、都内で開校している公式サッカースクール「BVBエボニック・サッカースクール」の男の子と日本代表MF香川真司との交流を公式サイトで紹介した。「東京から来た12歳のハルが、彼のアイドル、シンジ・カガワに出会う」と特集した。
前節本拠地で行われたシュツットガルト戦で先発出場を果たした香川は、ジグナル・イドゥナ・パルクでの選手入場の際、左手でドイツ人の少年、右手で日本人の少年の手を引きながら入場を果たした。
超満員のスタジアムに、背番号「23」とともに足を踏み入れたのは、ハル君。ドルトムントが都内で開校したサッカースクールの夏季コースに参加し、そこでMVPに選ばれたことからドルトムントに招待された。そして、この日、エスコートキッズを務めたという。
ドルトムントのアカデミーで練習参加し、最新鋭のトレーニングも体験した少年は、香川とMF丸岡満とも対面。質疑応答の時間を堪能し、最後には香川からサッカーシューズをプレゼントされたという。
日本には現在、欧州の名門クラブの経営するサッカースクールが次々と創設されている。将来、黄色と黒の名門の一員になる“香川2世”は卒業生から誕生するのだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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