「最悪デビュー」 ユーベ期待の“88億円”DF、3失点絡み酷評「間違いなく十分でない」
4-3で勝利したナポリ戦で新天地デビューのDFデ・リフト…全失点関与で一時同点
昨季オランダの名門アヤックスでUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の4強進出に貢献し、今季からイタリア王者ユベントスに移籍したオランダ代表DFマタイス・デ・リフトは、現地時間8月31日のリーグ第2節ナポリ戦でセリエAデビューを果たした。だが、そのプレーぶりは「最悪なデビュー」とされ、イタリアメディアから酷評される形となってしまった。
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昨季まで2シーズン連続でリーグの1位・2位フィニッシュだった王者ユベントスとナポリの一戦は、ユベントスが前半からホームで勢いに乗った。前半のうちに2点を奪い、後半17分にはエースのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに今季初ゴールが生まれ、3-0にリードを広げた。
しかし、ここからゲームの雲行きが怪しくなる。同21分と同23分に連続ゴールを許すと、同36分には同点ゴールまで決められた。それでもアディショナルタイム、ユベントスのボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチがゴール前に入れたフリーキックを、ニアサイドでフリーのナポリDFカリドゥ・クリバリがまさかのクリアミスを犯し、オウンゴール。4-3でユベントスが辛勝した。
勝利を手にしたユベントスだが、新戦力デ・リフトに関しては厳しい評価が相次いだ。後半30分頃に両足をつるコンディション面の厳しさもあったものの、3失点全てにデ・リフトが絡んだとイタリアメディアから指摘されている。
サッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は、デ・リフトをチームで唯一6点未満の「5点」と採点。寸評でも「クリアが必要な時以外、相手にボールを蹴り渡してはいけない。3失点全てに絡み、(2点目の)ロサーノのゴールでは彼が遅れた。(3点目の)ディ・ロレンツォのゴールも彼がマーカーとして敗れた」と、厳しい言葉が並んだ。