マラガ岡崎に同2部ウエスカが興味? “選手登録待ち”で公式戦出場できず、地元紙が指摘

【写真:Malaga CF】
【写真:Malaga CF】

選手登録が完了していない岡崎の現状をウエスカが“注視”か

 昨季限りでレスターを退団し、今夏にスペイン2部マラガに加入した日本代表FW岡崎慎司が、公式戦でプレーできない状況に立たされている。新天地マラガは財政難に陥っており、選手売却が成立しないと新加入選手の登録が完了しない。そんななか、6月のコパ・アメリカ(南米選手権)にも出場した侍ストライカーの動向を、今季から2部に降格したウエスカが追っているという。地元紙「ラ・オピニオン・デ・マラガ」が報じた。

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 岡崎は、2011年1月に清水エスパルスからドイツ1部シュツットガルトへ完全移籍。13年にマインツへ加入すると2年連続でシーズン二桁得点を挙げ、15年にプレミアリーグのレスターへ新天地を求めた。加入初年度の15-16シーズンには “奇跡”と呼ばれたクラブ史上初のリーグ優勝に大きく貢献。昨季限りでレスターを退団し、新天地を模索していたなか、7月30日にスペイン2部マラガへの移籍が決定した。昨季2部で3位と昇格プレーオフに進出したチームはあと一歩で敗退したが、昇格のキーマンとして日本人ストライカーの獲得に踏み切った。

 しかし、マラガは財政難により選手登録が制限されており、選手売却ができなければ新加入選手を追加できない状況。岡崎の処遇も不透明だが、本人は「辛抱強く待っている」という。ただ、選手売却に至っても移籍市場は9月2日に閉幕を迎える。リミットが迫るなか、岡崎の現況をウエスカが追っているようだ。また、ウエスカのほかにも興味を示しているクラブはあるという。

 記事では「岡崎にはたくさんの“ガールフレンド”がいる」とされているが、本人は「マラガに残ることを希望している」ようだ。移籍市場閉幕まで何が起こるか分からないもどかしい状況が続くが、ベテランFWが今季スペインで輝く姿を見られるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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