浦和、勝利目前で失点しドロー決着 湘南MF梅崎、古巣相手に殊勲のPK奪取&同点ゴール
興梠が前人未到の8年連続でJ1二桁得点を達成して浦和がリードするも…
浦和レッズがリーグ戦6試合ぶりの勝利を目前に同点ゴールを許した。浦和は1日にJ1リーグ第25節のアウェーゲームで湘南ベルマーレと対戦。前半3分に浦和のエースFW興梠慎三が先制点を挙げたが、湘南は後半45分に古巣対決のMF梅崎司が同点PKを決めて1-1で引き分けた。
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浦和はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の上海遠征から中4日。それでもスタメンの変更は左ウイングバックのMF山中亮輔と、シャドー起用のFW武藤雄樹の2人にとどまった。ルヴァンカップ準々決勝の鹿島アントラーズとの第1戦を中2日で控えるなか、リーグ戦に全力を傾けるメンバーが送り込まれた。
試合は立ち上がりに動いた。前半3分、自陣のゴール前で奪ったボールを浦和がハーフウェーライン手前で興梠がキープすると、右サイドのMF橋岡大樹に展開。そこからのサイドチェンジを受けた武藤が縦に持ち運ぶと、ゴール前へラストパス。そこに長い距離を走り込んできた興梠が湘南GK秋元陽太の前で合わせて流し込んだ。興梠はこれが今季のリーグ戦10点目で、2012年から8年連続J1リーグ戦2桁得点という史上初の記録を達成した。
その後は湘南が攻撃の回数を増やした。FW松田天馬のクロスにFW山﨑凌吾が頭で合わせる場面や、右サイドからのクロスをファーサイドでフリーになったFW野田隆之介が合わせた決定機を迎えたが、いずれもシュートがゴールの枠を捉えず。前半は浦和が1-0のリードで折り返した。
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