マンU監督、開幕4戦3発の“ベイルの後継者”ジェームズに太鼓判 「みんなの模範だ」
新加入ながらすでにリーグ戦3ゴールを記録し、主力の去った2列目を希望
マンチェスター・ユナイテッドのオレ・グンナー・スールシャール監督が、開幕4試合で3得点とチームを牽引する新加入のウェールズ代表MFダニエル・ジェームズを「みんなの模範だ」と称賛した。“ベイルの後継者”とも目される21歳の活躍に舌を巻いている。
ハル・シティ、スウォンジーの下部組織で育ったジェームズは、今夏にユナイテッドが1500万ポンド(約19億円)を投じて獲得。スピードが武器のウインガーで、ウェールズ国籍ということからレアル・マドリードのFWギャレス・ベイルと比較されることも多い。
前評判は高かったなかで、ジェームズは見事に期待に応えてみせた。プレミアリーグ開幕戦のチェルシー戦(4-0)では後半29分からの途中出場ながら、いきなりゴールも決めた。初スタメンとなった第3節クリスタル・パレス戦(1-2)、第4節サウサンプトン戦(1-1)でもゴールを決め、ここまで4試合で3得点を決めている。
スールシャール監督はプレーパフォーマンスはもちろん、練習態度など、パーソナルな部分も含めてジェームズを絶賛している。
「彼はここへやってきて、トレーニング初日からインパクトを残している。(サウサンプトン戦で)彼はリカバリーのために走り、ボールを奪い、そのまま攻め上がった。彼はみんなの模範だ。彼は今チームのトップスコアラーで、それは彼のパーソナリティや習慣の賜物だ。彼は謙虚で、ハードワークもするし、まだまだ良くなると自分で理解している」
ベルギー代表FWロメル・ルカクやチリ代表FWアレクシス・サンチェス(ともにインテル)などアタッカーのタレントがチームを去ったユナイテッドだが、指揮官もその才能を認める若きスピードスターが攻撃陣を牽引してくれそうだ。
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