激変メッシと不変ロナウド!? 12年前との“比較写真”に反響「誰も彼らの代わりには…」
2007年のFIFA年間最優秀選手賞の授賞式での1枚が話題に
欧州サッカー連盟(UEFA)は現地時間29日、2018-19シーズンのUEFA最優秀選手賞を発表し、リバプールのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが受賞した。昨季リバプールのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝の立役者が賞を手にした一方、最終候補に残った他の2人は、現代サッカーの二大巨頭であるバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと、ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド。10年以上にわたって第一線で戦い続ける2人の、2007年当時の写真が話題を呼んでいる。
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メッシはバルセロナの下部組織で育ち、17歳の時にトップチームデビュー。チームとして数々のタイトルを獲得してきたが、個人としても5回のバロンドール受賞をはじめ、多くの賞を手にしてきた。
一方のロナウドは18歳で母国の名門スポルティングCPからマンチェスター・ユナイテッドに移籍し、その後はレアル・マドリードでCLを4度制覇するなど、栄華を極めた。バロンドールはメッシと並んで5回受賞し、昨夏にはユベントスに移籍して新たな舞台でもリーグ優勝を果たしている。
そんな2人でも今季はファン・ダイクの後塵を拝することになったわけだが、メッシとロナウドの凄まじさはその継続性だろう。両選手とも10年以上にわたってトップレベルをキープし、個人賞ではほぼ例外なく彼らの名前が有力候補に挙がる。
米スポーツ専門局「ESPN」が公開したのは、2007年のFIFA年間最優秀選手賞の授賞式と、先日のUEFA最優秀選手賞の授賞式を比較する1枚。07年は元ブラジル代表MFカカ(元ミラン、レアル・マドリードなど)が受賞しているが、2位と3位に選ばれた若き日のメッシとロナウドがカカの隣に並んでいる。
当時20歳のメッシは、現在の“短髪+髭”のスタイルとは大きく異なる長髪と髭のないサッパリとしたスタイル。片や23歳のロナウドはそこまで大きな変化はないものの、やはり07年の写真にはあどけなさが残っていた。
この写真を見たファンからは、「偉大な写真」「フットボール史上最高の2人」「ライバル関係が終わりに近付いていると思うと悲しい」「若いメッシはモドリッチに見える」「誰も彼らの代わりにはなれない」「これがもう12年前か」と反響が寄せられている。2人の偉大なプレーヤーが席巻してきた日々の長さを感じさせる写真となったようだ。