ネイマール、バルサ移籍合意報道をPSG側が否定 「受け入れることはできなかった」
レオナルドSDは「良いオファーがあれば移籍は可能」と移籍の可能性を閉ざさず
ブラジル代表FWネイマール(パリ・サンジェルマン/PSG)は今夏の移籍市場、最後のビッグネームとなっている。9月2日の締め切りまでバルセロナとPSG間の綱引きが続いているなか、PSGのレオナルドSD(スポーツディレクター)が取材に対応し、「合意には至っていない」と強調した。スペイン紙「AS」が報じている。
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ネイマール移籍に関しては英公共放送「BBC」が2億ユーロ(約235億円)にDFジャン・クレール・トディボ、クロアチア代表MFイバン・ラキティッチ、フランス代表FWウスマン・デンベレの3人をレンタル移籍させる形でクラブ間合意がなされたという報道があった。しかしレオナルドSDはその噂を一蹴している。
「合意はしていないし、今日の時点ではそういうことだ。良いオファーがあれば移籍は可能だが、そうなってはいない。バルサが最初にオファーしてきたのは8月27日のことだよ。選手について対話の場を持ったけど、条件を受け入れることはできなかったんだ」
現時点でバルサ側から提示された条件では、首を縦に振るつもりはないようだ。「別の交渉機会を設けたとしたらどうなるか、それはバルサ次第になる。9月2日にマーケットは締まるが、これが期限だ」とリミットを強調し、「バルサと合意していないので、デンベレとも交渉していない」と進展がないことを明かしている。
果たしてネイマールは新シーズン、バルセロナとパリのどちらで戦うことになるのか――。両クラブの綱引きは最後まで続くことになりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)