香川代表落選で「サラゴサは安堵のため息」 スペインメディアが“離脱回避”に見解
「香川が欠場するとなると、選手層は明らかに薄くなる」と指摘 前向きな落選と指摘
日本サッカー協会は8月30日、9月5日に行われるキリンチャレンジカップのパラグアイ戦(鹿嶋)、10日に行われるカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のミャンマー戦(ヤンゴン)の日本代表メンバー23名を発表した。今夏サラゴサに移籍したMF香川真司は選外となったが、スペインメディアは「サラゴサは安堵のため息」と伝えている。
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今夏レアル・マドリードに加入し、マジョルカへ期限付き移籍したMF久保建英や、PSVに移籍したMF堂安律らがメンバー入りしたなか、3月シリーズで代表復帰していた香川は招集が見送られた。
スペインメディア「エル・デスマルケ」は「香川の代表メンバー落選を把握したことで、サラゴサは安堵のため息を漏らした」と言及。「香川はフィジカル面において、ベストとは程遠い状態にあり、アジアの国々を渡り歩かせる負担をかけるべきではなかった」と指摘している。
「香川が欠場するとなると、選手層は明らかに薄くなることは目に見えて分かることだ」
スペイン2部は国際Aマッチウィークも試合が中断されない。そのため記事では、サラゴサの戦力的にこのタイミングで香川が離脱するとなれば大打撃だったことを説明している。香川の代表への強い思いは周知の事実だが、現段階ではクラブの期待に応えていくなかでコンディションを上げていくのが優先事項なのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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