マンUに試練 ELで往復1万2000kmの衝撃カザフスタン遠征に英紙注目「北京のほうが近い」
アジア遠征と言っても過言ではない過酷なカザフスタン遠征の試練が訪れる
UEFAヨーロッパリーグ(EL)の組み合わせ抽選会が現地時間30日に行われた。昨季プレミアリーグ6位でEL出場権を獲得したマンチェスター・ユナイテッドは、日本代表FW浅野拓磨が所属するパルチザン(セルビア)、U-19日本代表DF菅原由勢が所属するAZ(オランダ)らと同じL組で注目だが、過酷なカザフスタン遠征が組み込まれた厳しいグループとなってしまった。
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タレントの数や質からみれば、EL出場クラブのなかでも頭一つ抜けた存在のユナイテッドだが、敵は対戦するチームだけではない。ELは原則木曜日開催というだけでも日程面で大きな負担となるが、カザフスタンのアスタナが同組となったことでさらなる試練が待っている。
「マンチェスター・ユナイテッド、ヨーロッパリーグでカザフスタンとセルビアのチームとの対戦を引き当て、悪夢の1万1400マイル(約1万8000km)の遠征に直面している」
英紙「ザ・サン」は抽選結果を受けてこのように報じている。イングランドから距離の遠い東欧2カ国のクラブと同組となり、その両クラブとのアウェー戦では相当な長距離遠征が必要となる。特にアスタナの本拠地であるカザフスタンの首都ヌルスルタンへの遠征は往復7400マイル(約1万2000km)にも及ぶという。記事では、「ヌルスルタンからはマンチェスターよりも北京のほうが300マイル(約482km)近い」と紹介されている。アジア遠征と言ってもいいほどの長距離移動になるようだ。
また、今季から日本代表FW浅野がプレーするパルチザンは、ファンの人種差別的行為により、ELでのホームゲーム2試合で無観客試合の処分が下されているため、ユナイテッドが無人のスタジアムで試合を行う可能性もある。
さらに菅原の所属するAZは先日、強風の影響で本拠地AFASスタディオンの一部が崩壊するアクシデントに見舞われた。これはユナイテッドへの影響は少ないと見られるが、同スタジアムでの開催が難しい場合は代替地で開催される可能性がある。
2016-17シーズンにEL制覇を成し遂げたユナイテッドだが、今大会はグループステージから厳しい戦いが待ち受けることになりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)