イタリア三大スポーツ紙が不発のミラン本田を断罪 「放心状態」「足も頭もスロー」

格下相手に結果を残せず各紙が辛口評価

 ACミランの日本代表FW本田圭佑が、1日のイタリア杯4回戦セリエBクロトーネ戦で先発フル出場を果たした。延長120分に及ぶ戦いで格下相手にゴールなどの結果を出すことはできず、イタリア三大スポーツ紙は落第点のオンパレード。「放心状態」「足も頭もスロー」と辛辣な表現で酷評されていた。

「ガゼッタ・デロ・スポルト」紙は、先制点を決めたFWルイス・アドリアーノに最高の6.5点を与え、失点に絡んだコロンビア代表DFクリスティアン・サパタは4点という厳しい評価となった。

 本田も4.5点と、厳しい採点になっている。下から2番目の落第点評価だが、寸評では「ゆっくりと、放心状態、消えた」と背番号10の120分間を3つの切ない単語で表現している。

「コリエレ・デロ・スポルト」紙は、本田にDFカラブリア、サパタと並ぶチーム最低の4点を与えている。寸評では「左に浮いていた。時々真ん中に寄って攻撃を試みた。足も頭もスローだった」と指摘。プレースピードも、判断のスピードも遅かったと辛辣な表現で本田を一刀両断している。最高評価はGKアッビアーティとボナベントゥーラの6.5点となっている。

 

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