CS2戦連発も空砲に… G大阪MF今野、衝撃の逆転負けに猛省「自分のミスからやられた」
準決勝浦和戦に続く一時勝ち越し弾
Jリーグチャンピオンシップ2戦連発も空砲となった。G大阪の元日本代表MF今野泰幸は、1-1の同点に追いつかれた直後の後半36分、MF遠藤保仁がゴール前に入れたFKのこぼれ球をボレーシュートでたたきこんだ。しかしこの後、DF 呉宰碩の暴力行為による一発退場もあり、広島にペースを握られると、アディッショナルタイムに2点を奪われて2-3の逆転負けを喫した。
大一番での勝負強さは健在だった。11月28日の準決勝浦和戦では、敵地で先制ゴールを挙げた。この日も、同点に追いついた広島の喜びに冷や水を浴びせかけるようなタイミングでの勝ち越しゴールだった。それだけに、ホームで勝利を奪えずに初戦を終えたことが悔やまれる展開になった。
「広島はやっぱりいいチームでした。僕らは全力を出しましたけど、最後自分のミスからやられてしまって本当に悔しいです。残り90分残っているので、なんとか下を向かずに次に切り替えたい。ポジティブに考えれば広島相手に2点も取れましたし、僕らは攻撃力のあるチームだと思っているので、次はアウェーですけど、2点差以上で勝てば僕らがチャンピオンになれるので、なんとか気持ち切り替えて次に向かいたい」
この日、アウェーゴールを3点許して1点差負けになったG大阪は、敵地で2点差以上の勝利、または3得点以上での1点差勝利が逆転チャンピオンに向けての最低条件になる。
G大阪の中盤を引き締める今野は、広島の強さを認めつつも第2戦での逆転に向けて気持ちを切り替えていた。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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