チリ代表FWサンチェス、失意のインテル移籍で英皮肉「調和できなかったピアノ演奏者」
ユナイテッドからインテルへの期限付き移籍で合意報道、8年ぶりのセリエA復帰へ
マンチェスター・ユナイテッドのチリ代表FWアレクシス・サンチェスはインテルへの期限付き移籍で合意に達したと報じられ、8年ぶりのセリエA復帰が迫っている。
「アレクシス・サンチェスはユナイテッドと調和できなかったピアノ演奏者だ」
期限付き移籍とはいえ、失意のままユナイテッドを去るサンチェスについて、英紙「デイリー・メール」はこのような見出しで報じている。
2018年1月、アーセナルからアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンとのトレードでユナイテッド加入が決まった際、クラブ公式ツイッターではサンチェスが特技のピアノ演奏を披露するムービーが公開された。チームに溶け込むことができなかった様子を、そのピアノ演奏にかけてこう表現されている。
バルセロナやアーセナルでは抜群の輝きを放ったサンチェスだが、ユナイテッドでは1年半の在籍で45試合5得点9アシストに終わった。これまでの活躍に比べれば、物足りない数字と言えるだろう。
「期待されていた選手は負傷やフィールド外での苦悩、そして残念なプレーぶりによってユナイテッド最大のフロップ(失敗)の一つとなり、ひどく間違った取引となった」
記事ではこのような辛辣な意見も飛び出している。サンチェスはピッチで結果を残せなかっただけでなく、練習場ではチームメートの輪に入らず、1人で食事をとる場面も多かったと記されている。
不振のサンチェスはウディネーゼでプレーしていた2011年以来のイタリア復帰が目前となっている。まだ30歳と老け込む年齢ではない。久しぶりのセリエAで本調子を取り戻すことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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