ベニテス監督、古巣リバプール絶賛 05年CL優勝時と比較…「強いと言わざるを得ない」
かつてリバプールでCL優勝のベニテス監督が現チームの強さについて言及
スペイン人指揮官のラファエル・ベニテス監督(大連一方)は2005年にリバプールを率いてUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を制した。しかし、現在のリバプールは当時のチームよりも強くなっていると認めている。総合スポーツメディア「ザ・アスレティック」のQ&Aで答えた。
ベニテス監督は2004-05シーズンからリバプールの監督に就任。リーグ戦ではタイトルに手が届かなかったものの、就任1年目にCL制覇を成し遂げた。トルコ・イスタンブールでの決勝は、ACミランに一時0-3のリードを許したところから追いつき、PK戦で勝利するというドラマティックな展開。「イスタンブールの奇跡」とも称され、今もファンの語り草となっている。
さらにベニテス監督の下ではUEFAスーパカップ(05年)やFAカップ(05-06シーズン)やコミュニティーシールド(06年)のタイトルも獲得。レジェンドの元イングランド代表MFスティーブン・ジェラードらを擁し、欧州屈指の強さを誇るチームを作り上げた。
そしてリバプールは昨季、その05年以来14年ぶりにビッグイヤーを獲得。ベニテス監督はユルゲン・クロップ監督が作り上げた現在のチームは、すでに05年シーズンを上回ると話している。
「2005年に我々が成し遂げたことに誇りを持っているが、2019年のチームはすでに(05年のチームよりも)強いと言わざるを得ない」
現在のリバプールには攻守に豊富なタレントが揃っている。昨季に揃ってプレミアリーグ得点王になったエジプト代表FWモハメド・サラーとセネガル代表FWサディオ・マネ、ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノを加えた3トップの破壊力は目を見張る。またバロンドール候補にも挙げられるオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクやブラジル代表GKアリソン・ベッカーらが強固な守備を形成している。
ベニテス監督も「インテンシティーとクオリティーを備えていて、試合の中で違いを作り出せる」と高い評価を与えていた。
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(FOOTBALL ZONE編集部)