ミラン会長所有のテレビ局も本田を酷評 「相手を抜くことも、導火線に火もつけず」
指揮官、サパタと並ぶ最低評価の「4.5」
ACミランの日本代表FW本田圭佑が、1日のイタリア杯4回戦セリエBクロトーネ戦で先発フル出場を果たしたが、格下相手に明確な結果を出せなかった。ミランのシルビオ・ベルルスコーニ会長が所有する地元テレビ局「スポーツメディアセット」でも、「4.5」という両チーム最低評価を付けられている。
シニシャ・ミハイロビッチ監督が、3日前に4-1の快勝を収めたリーグ第14節サンプドリア戦の先発メンバーから全員を変更。本田は4-3-3システムの左ウイングで先発。後半途中からは4-4-2へのシステム変更に伴い、右の攻撃的MFに入った。
「本田、4.5点。相手を抜き去ることもなく、味方の導火線に火をつけず、シュートも打たない。ミハイロビッチは彼のポジションを何度も変えたが、流れる音楽は変わらなかった」
背番号10は、ピッチ上で何も見せることができなかったと酷評されている。本田の4.5点は、失点に絡んだDFサパタ、そして格下相手に主力を温存する策が失敗し、延長戦に持ち込まれたミハイロビッチ監督と並ぶ最低評価タイだ。DFメクセス、デシリオ、MFノチェリーノ、ホセ・マウリ、スソも5点で低い評価となった。
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