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「壁から追い出した」 イブラヒモビッチ、同僚への“突き飛ばし”が話題「苛立ち募らせた」
2ゴールのイブラヒモビッチ、FKの場面で同僚を突き飛ばす場面に注目
MLSロサンゼルス・ギャラクシー(LAギャラクシー)の元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは現地時間25日に行われたロサンゼルスFC戦(3-3)に先発フル出場し、2ゴールを奪う活躍を披露した。エースとしての貫禄を見せつけた一方、相手にFKを与えた場面ではチームメートを突き飛ばすジェスチャーが話題を呼んでいる。
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“ロサンゼルス・ダービー”となった一戦は、前半2分にアルゼンチン代表MFクリスティアン・パボンのスルーパスに抜け出したイブラヒモビッチが左足を一閃。鋭いグラウンダーのシュートをゴール左に流し込み、先制点を奪った。また、同15分、MFファビオ・アルバレスの浮き球のパスに反応したイブラヒモビッチは、相手GKを華麗なフェイントでかわし、無人のゴールに流し込んだ。
白熱したシーソーゲームとなり、最終的には互いに3点を奪い合う痛み分けに終わったが、イブラヒモビッチは2ゴールを記録する別格の存在感を放った。一方、3-3で迎えた後半42分、ペナルティーエリア手前で相手にFKを与えた場面にも注目が集まっている。壁に入ったイブラヒモビッチだが、隣にいたMFセバスティアン・レットゲットを手荒く突き飛ばした。相手選手がさりげなくフリーとなるポジショニングをしていたことを見抜いたうえで、マークに促す行動に出たのだ。
判断としては的確なものだったが、レットゲットが指摘されるまでフリーの選手に気付かなかったことに苛立ちを覚えたのか、鬼の形相で突き飛ばす振る舞いに英メディア「GIVE ME SPORT」は「イブラヒモビッチがチームメートを突き飛ばし壁から追い出した」と見出しを打って報じ、「あの振る舞いには疑問の余地が残る」と指摘している。
また、2点をもたらす貢献をしながらも、追いつかれてしまった状況を受け、「イブラヒモビッチはチームメートに対し苛立ちを募らせていた」と主張。勝利への貪欲さから出た荒々しいジェスチャーとなってしまったかもしれないが、フリーな選手を野放しにしない危機察知能力はさすがといったところだろう。