圧巻2発のFWイブラ、「プレミアで戦える」と饒舌 「ユナイテッドが俺を必要なら…」
ロサンゼルスFC戦で2ゴールと活躍のイブラが笑いながらジョーク
米MLS(メジャーリーグサッカー)ロサンゼルス・ギャラクシーの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは、37歳となった今もアメリカの地で抜群の得点力を見せ続けている。現地時間26日に行われたロサンゼルスFCとのダービーマッチでは、LAギャラクシーで通算49試合46ゴール目をマーク。同選手は、古巣マンチェスター・ユナイテッドが必要とするならば復帰するとジョークを飛ばした。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が伝えている。
イブラヒモビッチはリーグ首位を独走するチーム相手に2ゴールの活躍。開始わずか2分、味方のスルーパスから先制ゴールを叩き込むと、1-1で迎えた前半15分にもGKとの1対1を制して無人のゴールにボールを流し込んだ。試合は最終的に3-3で引き分けている。
ユナイテッドでは初シーズンに1シーズン28ゴールを挙げてUEFAヨーロッパリーグ(EL)とEFLカップ(現カラバオカップ)優勝に貢献した。ところが、膝の靭帯に重傷を負い、2シーズン目はわずか7試合のみの出場。その後に現在のアメリカに渡った。
今でも古巣ユナイテッドの様子を見守っているというイブラヒモビッチは、「今でも容易にプレミアリーグで戦える。もしユナイテッドが俺を必要ならば、ここにいる。でも、ギャラクシーが俺を持っている。残念だ」と笑いながらジョークを飛ばしたが、こうも続けている。
「なんてね。ヨーロッパでは自分の仕事をやった。楽しんだし、33個のトロフィーを手にしたし、そのおかげでここに来れた。ここでも何かトロフィーを得られたらいい。そして、アドベンチャーがどこで終わりを迎えるのか分かるだろう」