新潟の新指揮官に柏の吉田監督が就任 育成手腕を振るい潜在能力を引き出せるか
攻撃的スタイルを掲げて今季ACLで8強
J1のアルビレックス新潟は2日、今季限りでの退任が決まっている柏レイソルの吉田達磨監督が、来季から指揮を執ることを発表した。
吉田氏は2003年に柏ユースのコーチとして指導者のキャリアをスタートさせると、以後は強化部長なども務めながら柏の育成部門を長年に渡って支えた。今季はトップチームの監督に就任し、AFCチャンピオンズリーグではベスト8進出を果たした。一方、国内ではリーグ戦で年間10位と苦戦していた。
新潟は今季、残留争いに巻き込まれ、年間15位でJ1残留。4シーズンに渡って指揮を執った柳下正明監督の、今季限りでの退任が決まっていた。
吉田氏は柏の育成時代から人とボールが動き、自分たちからアクションを起こす攻撃的なサッカーで、トップチームで通用する人材を育て上げてきた。ナビスコ杯では4強入りするなど、潜在能力の高い新潟で来季どのような手腕を発揮するのか注目される。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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