チェルシー、新エース候補に年俸“倍増”の新契約提示か ノリッジ戦2得点で評価上昇
補強禁止処分のなか、期限付き移籍から帰還のFWエイブラハムが“救世主”として浮上
チェルシーのU-21イングランド代表タミー・エイブラハムはプレミアリーグ第3節のノリッジ・シティ戦で2得点を挙げ、チームの救世主として注目を集めている。その活躍を受け、チェルシーは2倍以上となる年俸で新契約を提示するという。英紙「テレグラフ」が報じた。
今季、期限付き移籍先のアストン・ビラからチェルシーに戻ったエイブラハムは、ノリッジ戦で先発出場。そして前半3分に右サイドからのクロスを右足ボレーで合わせて先制点を挙げると、後半23分には2人をかわして20メートル超のシュートを突き刺して追加点を記録し、勝利に大きく貢献した。
チェルシーは今夏の移籍市場が補強禁止処分の対象となっており、戦力不足を指摘されていたが、21歳のエイブラハムが今回の活躍で救世主として浮上。クラブも評価を高めており、週給を10万ポンド(約1300万円)とする新契約を用意するようだ。
「テレグラフ」によれば、チェルシーとエイブラハムは、週給5万ポンド(約650万円)で2022年6月まで契約を締結しているが、新契約が報道どおりなら倍増となる。それに加えて、契約期間をさらに2年間延長する条件を提示するという。
この契約が締結されればエイブラハムの年俸は倍増することになり、クラブからの期待の高さをうかがわせる内容になっている。昨季はアストン・ビラで公式戦26得点を挙げて呼び戻され、9番を背負うことになったエイブラハム。新契約とともに“新エース”としてスターの階段を駆け上がることになるかもしれない。
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