先発総入れ替えで低調だったミラン 指揮官は本田らの「試合勘のなさ」に苦言

主力組を投入し延長戦の末に勝利

 そうした中で、最終的にはレギュラーとしてプレーしているMFジャコモ・ボナベントゥーラやFWエムベイエ・ニアングを投入して、辛くもミランが勝利を収めた形になっている。

「なんであれ、我々は勝利した。他のチームであれば、内容は悪かったが勝利したと言われるだろう。しかしミランは、勝利すればもっと良いプレーができたと言われ、負ければ破滅だと言われるチームだ」

 指揮官は、内容の低調さよりも勝利したことを重要視してほしいと語っている。このゲームに勝利したミランはイタリア杯の16強入りを果たし、16日にサンプドリアとベスト8を懸けて対戦する。この試合で先発の機会を得たものの、アピール不足に終わった本田。再びチャンスは訪れるだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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