元イングランド代表レジェンド、苦戦トッテナムに“指摘” 「エリクセンがいなければ…」
アラン・シアラー氏はポチェッティーノ監督の起用法に疑問視
開幕3試合で1勝1分1敗となかなか結果が出ていないトットナムの現状に対し、イングランド代表のレジェンドFWアラン・シアラー氏は、「強度と創造性が欠如している」とマウリシオ・ポチェッティーノ監督率いるチームに生じている問題を指摘した。英紙「ザ・サン」が報じた。
トットナムは25日、プレミアリーグ第3節で日本代表FW武藤嘉紀の所属するニューカッスルと対戦。しかし、ホームのトットナムは試合を優位に進めたものの、27分にニューカッスルのブラジル人FWジョエリントンに先制点を許してしまう。その後、イングランド代表FWハリー・ケインを中心に反撃に出るも、最後までゴールを割ることができず0-1で敗れることとなった。
この試合を観戦したシアラー氏は、ニューカッスルと対戦したトットナムが「すべてにおいてスローペースだった。すべてのパス、クロスが遅かった。彼らの試合には全く緩急がなかった」と主張。その上で、ベルギー代表DFヤン・フェルトンゲンとデンマーク代表MFクリスチャン・エリクセンを先発起用しなかったポチェッティーノ監督の起用法に疑問を呈している。
「チームにエリクセンがいなければ、間違いなく創造性の欠如が生まれてしまう。ポチェッティーノは、この移籍市場で現金を手に入れるか、無料で手放すかを決めることになる。だが、今のところチームは彼を手放す余裕はないだろう。トットナムはシーズンを戦い抜くために、すべての試合で最初のホイッスルから先発するエリクセンを必要としているんだ」
シアラー氏に問題を指摘されたトットナムは、次節からエリクセンを先発起用することになるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)