バルサ16歳FW、クラブ史上2番目の年少デビュー “大先輩”メッシもハグで快挙を祝福

バルセロナFWアンス・ファティは16歳でデビューした【写真:Getty Images】
バルセロナFWアンス・ファティは16歳でデビューした【写真:Getty Images】

アンス・ファンティがビセンテ・マルティネスと並ぶ16歳298日でデビュー

 バルセロナは現地時間25日に行われたリーガ・エスパニョーラ第2節ベティス戦で5-2の逆転勝利を飾り、今季初の勝ち点3を得た。この日は、今季から加入したフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが移籍後初得点を含む2ゴールを挙げたが、もう1人バルサの歴史に名を残す選手も誕生した。スペイン紙「マルカ」が伝えている。

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 その選手の名前は、FWアンス・ファティだ。ギニアビサウ出身の逸材は後半33分からピッチに立ち、バルセロナ史上2番目の若さとなる16歳298日でトップチームデビュー。これは1902年にアルベルト・アルマスケが記録したクラブ史上最年少の13歳340日に次ぎ、1941年のビセンテ・マルティネスと並ぶ大記録だ。ちなみに、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシは17歳114日でのデビューだった。

 2002年生まれのファティは、昨季終盤にバルサBに昇格したがベンチ止まりで出場機会はなかった。昨季UEFAユースリーグでは9試合に先発し、4ゴール3アシストでチームの決勝進出に貢献。今夏、バルサBに加入した日本代表MF安部裕葵が移籍後初ゴールを決めた現地時間18日のリャゴステラ戦(1-1)にはバルサBの一員として親善試合に出場していたが、メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス、フランス代表FWウスマン・デンベレら主力の負傷離脱を受け、今週からトップチームの練習に合流していた。

 この快挙を、バルセロナ主将のメッシも祝福。試合に出場しなかったが、試合後ロッカールームへ引き揚げる前にファティをハグで迎えた。そして、インスタグラムではファティを笑顔でハグする写真と、ファティと同じくラ・マシア出身でこの試合に出場したFWカルレス・ペレスの写真を投稿し、「みんなの素晴らしいゲーム。(今季)ラ・リーガで最初の勝ち点3を得られたし、ラ・マシアの少年たちがカンプ・ノウでの公式戦でプレーし、ゴールを決め、夢を叶えるとこを見られたのが本当に嬉しい」とコメントした。

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