インテルのセルビア代表司令塔がナポリ戦退場の長友を擁護 「長友に申し訳なく思う」

MFリャイッチ「彼は常に最大限を尽くしてくれる選手」

 日本代表DF長友佑都所属のインテルは、首位決戦となった30日の敵地ナポリ戦で1-2で敗れた。長友が前半44分にこの日2度目の警告を受けて退場処分となったが、チームは後半に数的不利を感じさせない戦いを見せた。長友の同僚であるセルビア代表MFアデム・リャイッチは退場の長友を擁護している。クラブの公式テレビ番組「インテル・チャンネル」のインタビューに応じたもの。

「僕たちは良いゲームをした。個々が重要ではなくチームとしてね。僕もチームメートも全てを尽くしたし、10人になった後もナポリより優れたサッカーをした。僕らが素晴らしいチームだということを、このナポリ戦で示すことができたんじゃないか。特にホームで強いナポリとのアウェーゲームでね」

 リャイッチは敗戦にもチームのプレーには満足がいくとコメントしている。確かに、ゴールポストに当たって弾かれたシュートもあり、インテルの引き分け以上の結果で終了していてもおかしくなかった。そして、この技巧派MFにはナポリの選手たちの瞳が印象に残っているという。

「彼らの目の中にはゴールを奪われるのではないかという大きな恐れが見て取れた。彼らには、ミラノに来てもう一度インテルと対戦しなければいけないんだと言いたい。このちょっとばかり運に恵まれなかった敗戦から、明日には頭を上げて次のゲームに向けて準備をしていく」

 現在のリーグ首位を争うナポリとの直接対決に敗れたのは事実だが、まだリーグ戦は一巡目の途中だ。リーグが佳境になった時期にインテルの本拠地で行われる今季2試合目のリベンジを期している。

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