“至宝”が久保建英の前で決勝弾、来季レアル復帰か スペイン紙「なんの問題もない」
マジョルカMF久保はスタンド観戦、ソシエダMFウーデゴールが決勝弾で輝き
レアル・マドリードから期限付き移籍でレアル・ソシエダに加入しているノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールが現地時間25日のラ・リーガ第2節マジョルカ戦(1-0)で決勝ゴールを決めて、チームに今季初勝利をもたらした。スペインメディアでは早速、来季のレアル復帰についての話題が飛び出している。
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この試合はソシエダのウーデゴール、そしてマジョルカの日本代表MF久保建英というレアルから期限付き移籍した2人の若手選手の出場にも注目が集まった。久保はメンバー外となりスタンド観戦となった一方、ノルウェーの至宝はピッチで輝きを放った。
0-0で迎えた後半38分、相手のセットプレーをGKがキャッチしたところから一気にカウンターアタックでゴール前まで攻め込むと、右サイドからの横パスを受けたウーデゴールがGKとの1対1を制して、決勝点をマークした。
2015年にレアル史上最年少の16歳157日でトップデビューを飾ったウーデゴール。ここ2シーズンはヘーレンフェーンとフィテッセへ駆り出され、今季ようやくスペイン1部でレギュラーポジションが与えられるクラブへと渡った。スペイン紙「AS」によれば、ソシエダとのローン契約は1年間で、オプションで2年目の契約を結べるというもので、結果を残せば1年でレアルに復帰する可能性もあるという。
新天地で最高のスタートを切ったウーデゴールについて、記事では「レアル・マドリードにとっても嬉しいニュース」として報じ、さらに「マドリードがウーデゴールを2020-21シーズンにベルナベウに戻したいと望むのであれば、そこに何の問題もない」と言及している。ソシエダとレアルとの関係も良好で、ウーデゴールは期限付き移籍直前にレアルと契約延長を果たしている。復帰に向けた障害はない。
レアルに多くの才能がいるなかでも、15歳でノルウェー代表にもデビューしていたウーデゴールは一際期待を集めていた。消えていった才能も多くいるなかで、生き残ることはできるのか。レアルにはローン中に自チームとの対戦に出場できないという”恐怖条項”があったが、今季からそれも撤廃され、ウーデゴールはレアル戦にも出場可能になった。そこで成長した姿をアピールできるかどうかも今季注目ポイントの一つとなりそうだ。