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「自分の第一歩」 オーストリア移籍の北川航也、新天地で“ほろ苦デビュー”「悔しい結果」
ラピド・ウィーンに新加入の北川、LASKリンツ戦で途中出場
今夏、清水エスパルスからオーストリア1部SKラピド・ウィーンに移籍した日本代表FW北川航也が新天地デビューを果たした。ホームの第5節LASKリンツ戦に後半30分から途中出場。自身の公式インスタグラムを更新し、デビュー戦を振り返った。試合はラピド・ウィーンが後半アディショナルタイムに勝ち越し弾を浴び、1-2で敗れた。
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清水から羽ばたいたゴールゲッターが、初の海外挑戦でスタートラインに立った。第4節シュトゥルム・グラーツ戦に続いてベンチ入りを果たし、1-1の後半30分、途中出場でオーストリアデビューを果たした。待ち望んだ新天地のピッチで約15分間プレー。後半アディショナルタイムに勝ち越され、“ほろ苦デビュー”となったが、大きな一歩を踏み出した。
北川は清水ユースで育ち、2015年にトップ昇格。1年目こそ7試合1得点に終わったが、プロ2年目はJ2で30試合9得点、昨季は32試合13得点の活躍で、10月に初めて日本代表に招集された。今年1月のアジアカップメンバーにも選出され、今夏同じリオデジャネイロ五輪世代で、ザルツブルクで活躍するFW南野拓実やMF奥川雅也に続いてオーストリア挑戦を決めた。
緑色のユニフォーム姿を披露した北川は、デビュー戦を受けて自身のインスタグラムを更新。「たくさんの方々に支えられてデビューすることができました。悔しい結果でしたが自分の第一歩です。これからもRAPIDの為に闘います。We are RAPID!!」と綴った。ファンからも「まず一歩。とても大きな一歩ですね」「静岡から応援してます!」「次はゴールの吉報待ってます」と祝福のコメントがズラリ。背番号32のこれからに期待が寄せられている。
次に目指すのはスタメン奪取。この一戦を糧にして、再び練習からアピールを続けていかなければならない。静岡の星、23歳の挑戦はまだ始まったばかりだ。