「最も大切なのは…」 バルサ安部の眼前にある「大きな特権」をスペイン人記者が指摘
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バルサBからの挑戦は「どこまでできるのかを確かめるテスト期間」
日本代表MF安部裕葵は今夏、鹿島アントラーズからスペインの名門バルセロナに移籍を果たした。まずはBチームに在籍し、経験を積んでいくことになるが、スペイン人記者は現在の安部にとって最も重要なのは「バルセロナのトップチームの練習に参加するチャンスがあるということ」と強調している。
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23日にJ1リーグ第24節サガン鳥栖対ヴィッセル神戸(1-6)が行われ、この試合をもって元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスが現役を引退した。ラストマッチの対戦相手である神戸には、スペインで長く共闘した同MFアンドレス・イニエスタ、同FWダビド・ビジャが在籍。レジェンドの最後の共演が実現したなか、現地取材に訪れていたリーガ公式のルーベン・ゴンザレス記者を直撃し、いくつかの質問をぶつけた。
今夏にスペイン行きを決断した安部についても尋ねると、「クオリティーに溢れたタレントだと思う。ハイクオリティーだからこそバルセロナは獲得したんだ」と、ポテンシャルを秘めた選手であると期待を寄せていた。また、バルセロナでの挑戦は険しい道になるとしながらも、レアル・マドリードからマジョルカに期限付き移籍した日本代表MF久保建英と同様、格上の選手たちとのプレーで自らの実力を試していく必要性を説いている。
「あのクラブで出場時間を得るのは彼にとって非常に難関ではあるが、ゆくゆくは日本を代表する選手になるはずだ。久保と似通った立場にあり、自分を凌駕する選手たちに対してどこまでできるのかを確かめるテスト期間となる。1部リーグを経験することは絶対的に必要なことだ。だが今は、バルセロナBでプレーする機会を積み上げることに専念しなければならない」