「絶叫ハーフボレー」 レスター新鋭MFの“弾丸シュート”に海外騒然「壮観な爆弾」
レスターの21歳MFバーンズ、途中出場から豪快なハーフボレーで決勝ゴール
昨季まで元日本代表FW岡崎慎司(現マラガ)が所属したレスターは、現地時間24日に行われたプレミアリーグ第3節シェフィールド・ユナイテッド戦に2-1で勝利し、今季初白星を飾った。この試合で勝負を決めるゴールを決めたのが、途中出場のU-21イングランド代表MFハーヴェイ・バーンズ。終盤に生まれた豪快な決勝弾を、海外メディアも「絶叫ハーフボレー」「壮観な爆弾」と伝えている。
開幕戦でウォルバーハンプトンに0-0、第2節では強豪チェルシーに1-1と2戦連続ドロー発進となったレスターは、シェフィールド相手に前半38分にエースの元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディの一撃で先制。後半17分に同点に追いつかれたものの、同25分に途中出場のバーンズによる華麗な一撃で勝ち越しに成功する。
右CKが逆サイドに流れると、このボールをDFクリスティアン・フクスが拾い、左足でクロスを送ると、ゴール前で競り合ったDFチャグラル・ソユンクの頭を経由してボールはフワリと高く上がって後方にいたバーンズのもとへ。落下地点を素早く見極めた21歳の俊英は、シュートモーションに入ると、ボールがワンバウンドしたタイミングで右足を一閃。完璧なハーフボレーで捉えたシュートは、相手GKが一歩も動けない強烈な弾道となってゴール右隅に突き刺さった。
バーンズが決めたこの豪快な決勝ゴールを、英紙「テレグラフ」が「ハーヴェイ・バーンズは驚くべき一撃で才能のさらなる証拠を与える」と伝えれば、米スポーツ専門局「NBCスポーツ」も「ハーヴェイ・バーンズの絶叫ハーフボレー」と表現。サッカー専門サイト「BOLAVIP」も「壮観な爆弾」と、破壊力抜群の一撃だったことを報じている。
ブレンダン・ロジャーズ監督が率いる今季のレスターは、バーンズをはじめU-21イングランド代表MFジェームズ・マディソン(22歳)、ナイジェリア代表MFウィルフレッド・エンディディ(22歳)、ベルギー代表MFユーリ・ティーレマンス(22歳)、イングランド代表DFベン・チルウェル(22歳)と逸材が多く揃う。それだけにバーンズが決めた豪快な決勝ゴールは、将来性豊かなチームに勢いをもたらすかもしれない。