「完璧なカウンター炸裂」 元G大阪FWファン・ウィジョ、フランス移籍後初得点を現地絶賛
ボルドー移籍後初ゴールを記録したファン・ウィジョ、地元紙はMOMに選出
今夏にJ1ガンバ大阪からフランス1部ボルドーに加入した韓国代表FWファン・ウィジョは、現地時間24日に行われたリーグ・アン第3節のディジョン戦に1トップで先発出場。試合開始早々にカットインからの鮮烈なミドル弾で移籍後初ゴールを記録し、2-0 の勝利に貢献した。地元メディアも「完璧なカウンターを炸裂」と賛辞を送っている。
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2017年にG大阪へ加入したファン・ウィジョは昨季27試合16ゴールと活躍。シーズン終盤に出場リーグ戦6 試合連続ゴールをマークしてクラブ最長記録タイに並び、Jリーグベストイレブンにも入賞した。韓国代表でもトットナムFWソン・フンミンと並んでエースとしての立場を確固たるものとしている。
その活躍が認められ、今夏にボルドーからオファーを受け、欧州挑戦を決断。開幕節アンジェ戦(1-3)、第2節モンペリエ戦(1-1)でも先発を飾ったファン・ウィジョは不発に終わっていたものの、3試合目で待望の瞬間を迎えた。
0-0で迎え前半11分、自陣からのロングフィードに抜け出したファン・ウィジョは相手DFをワンタッチでかわすと、左サイドからカットインして右足を一閃。グラウンダーのシュートをゴール右隅に流し込んだ。
ボルドーの地元紙「Sud Ouest」はこの試合のマン・オブ・ザ・マッチにファン・ウィジョを選出しており、「閃光のファン・ウィジョ」と表現。「完璧なカウンターを炸裂させた」と絶賛している。「日本でのゴールを分析し、ジェノアとの争奪戦を制することができた賜物だ」と獲得の成果を喜んでいた。
また、「報われないのに気前の良いプレッシング」と、得点面以外のプレーでも献身的な姿勢を示していたと称えている。日本でも旋風を巻き起こしたファン・ウィジョが、フランスの舞台でもスポットライトを浴びる準備が整ったようだ。