レスター岡崎の同僚FWがセリエA移籍を希望か 仲介人が「イタリア移籍が得策」と示唆

侍ストライカーが生き抜く激しい生存競争

 FW岡崎慎司が所属するレスター・シティのクロアチア代表FWアンドレイ・クラマリッチは、ベンチ要員の現状に不満を持ち、来年1月のセリエA移籍を希望していることを仲介人が明かした。

 クラマリッチの仲介人を務める、ビンチェンツォ・カバリエーレ氏がイタリアサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ」に語った。

 24歳のストライカーは、各年代でクロアチア代表を歴任してきた実力者だが、激しい定位置争いの中で満足な出場の機会を手にしていない。プレミアリーグ11試合連続ゴールという記録を打ち立てたイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディ、今季2得点ながら攻守に奮闘する岡崎、アルゼンチン人FWレオナルド・ウジョアとポジションを争うライバルは多い。クラウディオ・ラニエリ監督の信頼を手にすることができず、今季リーグ戦は12分出場にとどまっている。そうした出場時間の短さに不満を漏らしているという。

 カバリエーレ氏は「イタリアのクラブに移籍するのが得策かもしれない。もしも、移籍を迫られるなら野心の持ったクラブかつ、レギュラーで出られる環境になる」と語った。

 さらに日本人選手の所属するミラン、インテルなど強豪への移籍はないと明言した。

「インテルとの接触はない。ヨベティッチもプレーしていないのに、ストライカーが4人もいる。ユベントスもザザがプレーしていない状況で興味を持つとは思わない。ミランにもバッカとルイス・アドリアーノがいる」

 

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