香川真司が見せる適応の早さ サラゴサ監督も脱帽「順応ぶりは並外れたものがある」
開幕戦でスペインデビューを飾った香川に指揮官が言及「謙虚で聡明。いつも笑顔でいる」
日本代表MF香川真司が移籍加入したレアル・サラゴサは現地時間25日、リーガ・エスパニョーラ2部第2節ポンフェラディーナ戦に臨む。開幕戦でさっそく先発デビューを果たした香川の2試合連続スタメンに期待が懸かるなか、スペイン紙「マルカ」によるとチームを率いるビクトル・フェルナンデス監督は、香川の融合の早さに驚きを隠せないでいるようだ。
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今シーズン初となるアウェーゲーム。1部復帰を目指すサラゴサにとって昇格組のポンフェラディーナは勝ち点をしっかりと確保したい一戦となるが、フェルナンデス監督は「ホームでは非常に熱く、しっかりとしたチームだ。新たに昇格したチームは序盤数試合はとても危険だが、本拠地で初の試合をプレーする重圧があるだろう」と、経験値の高さで乗り切ろうと考えている。それとともに触れているのは香川についてだ。
「個人的な意見だが、彼の順応ぶりは並外れたものがある。彼はとても謙虚で聡明。いつも笑顔でいるし、人の輪に飛び込んでいる。それはとても大切なことだよ」
このように指揮官は話している。移籍してまだ2週間も経っていない段階だが、チームの中に溶け込んでいる様子が伝わってくる。「サッカー面で見た場合、数カ月(クラブの試合で)プレーしてなかったので、試合全体にかかわるためにコンディションを改善しなければならない。とはいえ、とても高い質を見せてくれている」と、個人能力の高さと今後に向けての期待も隠さずにいる。
加入直後からサラゴサがフィーバーとなっているなかで、デビュー戦での小気味良いプレーによってさらに信頼感を得ている香川。スペイン初のアウェー戦で存在感を発揮すれば、その立ち位置は一層盤石なものへとなっていくだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)