今季未勝利のチェルシー、大幅“若返り”スタメン採用 ランパード体制初勝利なるか

(左から)チェルシーFWマウント、FWエイブラハム【写真:AP&Getty Images】
(左から)チェルシーFWマウント、FWエイブラハム【写真:AP&Getty Images】

スタメン11人の平均年齢は24歳208日 全員が20代のフレッシュなメンバーに

 プレミアリーグの今季初勝利を目指すチェルシーは、チームの大幅な若返りを見せている。現地時間24日の第3節ノリッジ・シティ戦に送り出されたスタメンの平均年齢は24歳208日という非常に若い構成となったという。データ分析会社「オプタ」が紹介している。

 フランク・ランパード新監督を迎えたチェルシーは今季、プレミアリーグ開幕戦でマンチェスター・ユナイテッドに0-4で敗戦。続く第2節のレスター・シティ戦も1-1のドローに終わった。新体制での初勝利を目指すノリッジ戦のスタメンは、全員が20代というフレッシュなメンバーとなった。

 ノリッジ戦のスタメンは以下のとおり。

GK
ケパ・アリサバラガ(24歳)
DF
セサル・アスピリクエタ(29歳)
アンドレアス・クリステンセン(23歳)
クルト・ズマ(24歳)
エメルソン(25歳)
MF
マテオ・コバチッチ(25歳)
ジョルジーニョ(27歳)
ロス・バークリー(25歳)
FW
クリスティアン・プリシッチ(20歳)
タミー・エイブラハム(21歳)
メイソン・マウント(20歳)

 当初、32歳のスペイン代表FWペドロ・ロドリゲスがスタメンと発表されていたが、急きょバークリーに変更された。これにより、11人の平均年齢は24歳208日となった。「オプタ」によれば、1994年2月のオールダム・アスレチック戦(1-2)の24歳190日以来の若さだという。昨季までレギュラーだったブラジル代表DFダビド・ルイス(32歳/アーセナル)やベルギー代表MFエデン・アザール(28歳/レアル・マドリード)の移籍もあって、急激に若返りを遂げている。

 ノリッジ戦のチェルシーは前半17分までに前半3分にエイブラハム、同17分にマウントと世代交代の象徴といえる選手が得点を決めている。若い力の台頭で、今季初勝利をもぎ取ることができるだろうか。

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