長友4試合連続先発も屈辱の股抜きで退場処分に インテルがナポリに1−2惜敗で首位陥落

イエローカード二枚で前半44分に数的不利に

 インテルの日本代表DF長友佑都が11月30日の敵地ナポリ戦で左サイドバックで先発したが、前半44分に相手MFへの2枚目のイエローカードで今季初の退場処分となった。試合は1−2でインテルが敗れている。

 リーグ戦4試合連続で先発出場を果たしたダイナモには痛恨の一戦となった。前半2分、対峙したアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインに強烈な先制点を許すと、44分には左タッチライン際を破られた相手MFアランをタックルで食い止めようとした際に、2枚目のイエローカードを受けた。スライディングを仕掛けたが、股間を抜かれてかわされるという屈辱を受けた。危険なタックルとみなされ、14年9月28日のカリアリ戦以来となる退場処分で試合の流れは一気にナポリに傾いた。

 数的不利のインテルは後半17分にもイグアインに追加点を許した。同22分にリャイッチが1点を返し、後半アディショナルタイムにはシュートが2度バーとを叩くなど逆転への執念を見せたが、青と黒の名門の反撃はここでストップ。長友の退場が響き、9月27日のフィオレンティーナ戦(1−4)以来となる敗北で首位の座をナポリに明け渡した。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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