久保が加入したマジョルカ監督、報道陣の数に驚き ソシエダ戦の起用は「分からない」
モレノ監督が新加入の2選手に言及 「彼らを融合させたい」
日本代表MF久保建英はレアル・マドリードからマジョルカへの期限付き移籍を果たし、18歳にしてリーガ・エスパニョーラ1部の舞台での冒険を始めることになる。その初戦となる可能性があるのは現地時間25日の第2節レアル・ソシエダ戦だが、指揮官は出場の可能性について“確定”とは言っていない模様だ。
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現地紙「ディアリオ・デ・マジョルカ」によると、試合に向けてビセンテ・モレノ監督が記者会見に臨んだ。「マジョルカのスタジアム内にあるプレスルームには、多数のメディアが訪れてモレノも驚いた」と記すなど、久保の加入によって注目度が上がっていることを明記しつつ、指揮官は冗談も入れつつ、このように語ったとしている。
「久保の加入? 日曜日にはとても重要な試合がある。ソシエダについて語らないことは敬意とは言えないだろう。私が出場することはないよ。私の数え間違いがなければ、彼ら(久保と新加入のFWヤニス・サリブル)はまだ今日練習しただけで、日曜日の試合に出られるかは分からない。重要なのは、すでにいた選手だからね」
開幕前からチーム作りを進めてきたメンバーへの信頼感を強調している。ただし、それとともに触れているのは久保らへの期待感だ。
「クボが来て、ヤニスも加わった。それはマジョルカにとっては有益で、2人が機能して、良いプレーをしてくれることを願っているし、クラブとしても彼らを融合させたいと思っている」
開幕戦のエイバル戦に2-1で勝利したマジョルカは、現有戦力に久保らの力をプラスして序盤戦で好スタートを切れるか。モレノ監督の采配にも注目が集まることになりそうだ。