「皇帝」本田圭佑、衝撃ゴールに再脚光 “30m超絶ミドル弾”反響「ヒーロー」「史上最高」
VVVフェンロ時代の2009年、本田が叩き込んだ強烈ミドル弾をクラブが回想
鮮烈なゴールはいつの時代も観る者を魅了して止まない。そんな一撃を放った元日本代表MF本田圭佑(無所属)の強烈ミドル弾に再び注目が集まっている。かつて本田が所属したオランダ1部の古巣VVVフェンロはインスタグラムでゴール映像をアップし、ファンから「ホンダーー」「私たちのヒーロー」などの声が上がった。
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日本人MFのスーパーゴールが生まれたのは2009年8月16日のユトレヒト戦。VVVは1-2とリードを許し、劣勢で迎えた後半33分、中盤でボールを受けた本田はワンステップで対面したマーカーを軽やかにかわすと、相手ゴールまで約30メートルの位置から左足を一閃。強烈な弾道のボールにGKも反応及ばず、ゴール右上隅に突き刺さった。
VVVは23日にインスタグラムやフェイスブックを更新し、本田が叩き込んだ超絶ミドル弾の映像をアップ。本田は前シーズンに2部リーグMVPに選出されており、押しも押されもせぬエースとして君臨していた。当時の勢いを物語るように、クラブは「#Throwback: keizer Keisuke!」(回想:皇帝ケイスケ)と賛辞を送っている。
海外ファンから「生観戦した史上最高のゴール」「昨日のように今も覚えている」「ホンダーー」「私たちのヒーロー」などのコメントが届いており、“カイザー”と呼ばれた男がいかに愛されていたかを物語っている。
本田は同年冬にロシア1部CSKAモスクワへ移籍。翌2010年の南アフリカ・ワールドカップでは世界を震撼させた無回転FKを決めるなど4試合フル出場2ゴールの活躍を見せ、16強進出の立役者になった。
売り出し中だった若武者が、「HONDA」の名前をより印象付ける形となったスーパーゴールの衝撃は、今も色褪せていない。