神戸イニエスタ、“異次元ロングパス”で得点演出! トーレス引退試合で極上の輝き
PK成功含めて3得点全てに関わる活躍も…前半終了間際に負傷交代
J1ヴィッセル神戸は23日、リーグ第24節でサガン鳥栖とアウェイで対戦し、6-1で勝利を収めた。そのなかでFW田中順也が挙げたチーム3点目は、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタによる異次元の“スーパーロングパス”が起点となっている。
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鳥栖の元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスの現役ラストマッチとしても注目を浴びた一戦で、かつての代表での盟友イニエスタが輝きを放った。前半11分に自らが起点となってMF山口蛍のゴールを演出すると、同20分にはFW古橋亨梧の獲得したPKを沈めてチーム2点目。そして同22分、異次元のプレーで魅せる。
自陣左サイドでボールを受けたイニエスタは、浮き玉のボールをワンタッチで近くにいた田中へ。田中からダイレクトのヘディングでボールが戻ってくると、トラップすることなく右足を振り抜いてロングパスを前線に供給した。これがディフェンスラインの裏に走り出していた古橋に完璧なタイミングで到達。最後は切り返した古橋のパスを受けた田中が、左足を豪快に振り抜いてネットを揺らしている。
3得点全てに関わり、改めて極上のタレントであることを証明したイニエスタ。ただ、前半45分に負傷の影響でMF安井拓也との交代を余儀なくされているだけに、その状態が気になるところだ。