17位松本、後半2ゴールでリーグ11試合ぶりの白星 逆転負けの浦和は5戦未勝利
後半に阪野、高橋がゴール 敵地で浦和を破る
松本山雅FCが敵地でリーグ第13節以来、約3カ月ぶりの勝利を飾った。23日のJ1リーグ第24節で浦和レッズとのアウェーゲームに臨んだ松本は、前半に先制を許したものの後半の2得点で2-1の逆転勝利を収めた。
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浦和はこの試合から中3日でAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝第1戦、上海上港(中国)とのアウェーゲームを控えることもあり、一部ポジションでローテーション起用がされた。3バックにはJ1通算300試合出場の節目になったDF森脇良太が中央、DF橋岡大樹が右ストッパーに入り、主将のMF柏木陽介は5月末に負傷してからの復帰明けでは、初スタメンでシャドーに起用された。
試合は立ち上がりから浦和がペースをつかんだ。その流れに乗ったまま前半19分、右ウイングバックのMF宇賀神友弥が中央に進出すると、縦パスを右サイドのスペースにフリック。そこに橋岡がオーバーラップすると、グラウンダーのクロスにFWファブリシオが飛び込んで先制点を挙げた。
その後も浦和は柏木を経由した攻撃でファブリシオやFW興梠慎三にシュートチャンスがあったが、追加点を奪うことはできず、1-0のままハーフタイムを迎えた。
後半に入ると浦和がボールを持ちながらも、フィニッシュに持ち込める場面は減り始めた。そなかで同20分前後で浦和は柏木をFW武藤雄樹と交代させ、松本はMF町田也真人を投入。すると、この時間帯から松本が攻撃の回数を増やした。
すると同30分、松本は町田から左サイドに展開するとMF高橋諒が右足でゴール方向へ曲がるクロスを供給。そこにFW阪野豊史が飛び込み、森脇と競り合ったボールはそのままGK西川周作の頭上を越えてクロスバーに当たると、ゴール内に跳ねて同点ゴールとなった。浦和ユース出身の阪野は、トップ昇格した浦和から移籍して初となる古巣対決でゴールを演出した。
浦和の大槻毅監督はMF関根貴大とMF長澤和輝を相次いで投入し、勝ち越しゴールを奪いに行く姿勢を見せた。それに応じるように攻撃回数を増やした浦和だが、逆に松本は同38分、右サイドからのクロスを高橋が戻りながら右足ボレーで合わせて勝ち越しゴール。これが決勝点となり、松本は5月26日の第13節名古屋グランパス戦以来、リーグ戦11試合ぶりの勝利を奪った。
終盤に猛攻を見せながら同点ゴールには至らず敗れた浦和はリーグ戦2連敗で、ここ5試合も3分2敗と勝利を奪えない時期が続いている。
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(FOOTBALL ZONE編集部)