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プレミアから忘れ去られた9人 和製ベッカムと称された中田ヒデもその一人に
鮮明なのはピッチ外の記憶
世界で最もレベルが高いリーグの一つといわれ、その適応が難しいとされるイングランド・プレミアリーグ。これまでに数多くの名手たちがその歴史に名を刻んできた一方で、挫折を味わった選手も多く存在する。英サッカー情報サイト「Squawka」では、世界的な評価を確立しながらも、イングランドでは活躍できなかった選手を「プレミアリーグでの活躍を忘れさられたレジェンド9人」という特集で紹介。かつてのバロンドーラーなど多くのスターが名を連ねる中、元日本代表MFも選出された。
1人目として登場したのは、日本代表として3度のワールドカップ(W杯)に出場したMF中田英寿だった。セリエAのローマでの活躍が印象的な中田だが、現役最後のシーズンとなった2005-06シーズンは、当時プレミアリーグに在籍していたボルトンでプレーした。
しかし、“ビッグ・サム”ことサム・アラダイス監督の下で21試合に出場して1得点。ローマでは日本人で初めてスクデット(リーグ優勝)を獲得したチームの一員となるなど、イタリアでは名声を手にした。だが、イングランドでは、グロインペイン症候群などの影響で望まれたような活躍を披露することはできなかった。
中田については、「彼がモデルとしてのキャリアを歩み始める前、プロとしての最後のシーズンをボルトンで過ごした」と綴られているように、イングランドではサッカー選手というよりもピッチ外での活躍で人々に記憶されているようだ。その証拠に記事の中で、中田は「ジャパニーズ・ベッカム」と称されていた。