セリエAとプレミアは「大きな差がある」 母国帰還のイタリア代表DFが持論「ただし…」
チェルシーからローマへ期限付き移籍したザッパコスタ、両リーグのレベルに言及
イングランド・プレミアリーグのチェルシーからイタリア・セリエAのローマへの期限付き移籍が発表されたイタリア代表DFダビデ・ザッパコスタは、そのリーグのレベル差について「まだ大きな差がある」と話している。ローマ入団会見の様子をイタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」が報じている。
ザッパコスタは2017年にセリエAのトリノからチェルシーに移籍。そして今回、ローマへと半年間の期限付き移籍となり、その後の半年間については期限付き移籍延長オプションが付くという契約になっている。
そうしたなかで、ローマへの加入についてザッパコスタは「正直なところ、モチベーションとしてはやり直したいという思いだ。いつの時代も、ローマは素晴らしいクラブだと思っている」と話している。
そして、かつて世界最高峰と呼ばれたセリエAは、現状を見ればプレミアリーグに追い抜かれてしばらく経つと言えるところにある。両方のリーグを経験したザッパコスタに、そのレベルについての質問が飛んだ。
「私の意見では、その差は近づいてきていると感じる。しかしながら、アスリート能力的な部分と技術的ではない部分については、まだ大きな差があるのは事実だ。ただし、時間とともにその差は縮まっていくと思っている」
チェルシーでは昨季、リーグ戦での出場は数えるほどだったものの、UEFAヨーロッパリーグ(EL)のゲームには多く出場して優勝に貢献した。ザッパコスタはプレミアでの経験をもとに、母国でどのようなプレーをしてその“差”を見せてくれるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)