リオ五輪出場への「最終兵器」 浦和の関根がU-22代表カタール遠征に初参戦へ
10月の代表候補合宿に続いて2度目の招集
浦和MF関根貴大が12月1日にスタートするU−22のカタール遠征で、国際親善試合に初招集された。
「U-22代表遠征メンバーに選出していただき、大変嬉しく思います。来年1月に行われるリオ五輪をかけたAFC U-23選手権に向けて、大事な遠征になります。自分の持ち味を発揮し、チームに貢献することはもちろんのこと、今回の遠征はアウェイの環境に慣れることも重要なので、良い準備ができるように頑張ってきます」
クラブを通じて喜びのコメントを発表。10月25日から行われた佐賀県内での、代表候補合宿以来となる2度目の選出となる。
関根は昨年、無観客試合として注目を集めた第4節の清水戦でリーグ戦デビューを飾ると、大観衆を集めた第14節のC大阪戦でプロ初ゴール。スーパーサブとして重用された昨季前半戦を経て、後半戦から今季にかけては鋭いドリブル突破で定位置を確保している。サイドでのドリブル突破に注目も集まるが、トップ下としても高いポテンシャルを誇る。手倉森ジャパンの閉塞感を打開する存在としても期待を集めている。
昨年10月には、現在レッドブル・ザルツブルク所属の日本代表FW南野拓実と共にAFC U−19選手権の準々決勝で敗れ、世界大会出場の切符を逃した屈辱を抱えている。リオ五輪に向けた最終兵器として本格合流を果たし、来年1月のAFC U-23選手権での活躍を誓う。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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