久保建英、マジョルカ1年目の“ノルマ”は? 大久保嘉人、家長昭博を超えられるか
マジョルカ史上3人目の日本人選手として加入 現地紙は“最低分数”の条件を指摘
日本代表MF久保建英は現地時間22日、強豪レアル・マドリードから同じスペイン1部のマジョルカへの期限付き移籍が決まった。3部相当のカスティージャ(レアルB)ではなく、トップリーグでのプレーにこだわった決断となったが、元日本代表FW大久保嘉人(ジュビロ磐田)、元日本代表MF家長昭博(川崎フロンターレ)に次ぐクラブ史上3人目の日本人選手となった久保は、どのような成績を残せば初年度は及第点となるのか――。
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今夏FC東京からレアルへ移籍した18歳の久保は、トップチームに帯同してプレシーズンマッチ計4試合に途中出場。その後はトップチームの練習とカスティージャ(レアルB)の試合を兼任してきた。カスティージャが主戦場になるかと思われたが、急転マジョルカへの期限付き移籍が決まった。
マジョルカはすでに1部開幕戦を終えており、17日に本拠地イベロスター・エスタディで行われたエイバル戦で2-1と勝利。25日の第2節ソシエダ戦が、久保にとって“最短デビュー”となる。本人も出場に向けて意気込んでおり、ソシエダ戦に向けて「準備できればプレーしたい」と現地メディアに語っている。
スペイン紙「エル・ムンド」は、「最低分数が保証されているローン契約が提示されている」と報じており、久保は3部相当のカスティージャではなく、スペイン1部でのプレーにこだわった結果の決断と言えるだろう。では、ピッチに立つ環境がスムーズに整ったとして、久保はどれほどの成績を残せば及第点と言えるのか。一つの指標となるのが、かつてマジョルカに所属した大久保と家長だろう。